プランターで、ニンニク栽培に挑戦!10月→6月で期間は長いよ。(園芸通信)

プランター栽培

この園芸通信は、私が実際に行っている状況を配信して見て下さっている方の参考にして頂きたく記事を書いています。

あなたもニンニク栽培の魅力にハマる準備はできていますか?料理を作る様に成って約2年半。以外と使う機会が多い事にビックリしてます。
が、やはりお高くて手が出かかるけど、う~んと悩ませてくれますよね。そこで、家計の手助けに作ろう‼と成りなした。
この記事では、ニンニクを育てる際の重要なポイントから、わたしの体験談まで、家庭菜園におけるニンニクの栽培方法・育て方のコツについてご紹介します。

 

【先ずは、豆知識】

ニンニクは、地域の気候や天候の影響を受けやすい野菜ですが、大まかに分けて寒地向け、暖地向けの2種類があります。
生産量はダントツで青森県が多いのですが、スーパーで出回っているのはホワイト6片、スペイン産や中国産がここ北九州では多いですね。
関東地方で同じニンニクを作っても気候の違いでうまく出来ないことが有ります。
その地域性に合っているかによって育てやすさが変わりますので、初心者の方は育てる地域によってニンニクの品種を選ぶとよいでしょう。
慣れたら、希少種や食べて美味しかった物を作って見るのも自分で作る醍醐味ですよね。

【先ずは、住んでいる地域に合わせて品種を選ぶ事から始めましょう。】

にんにくの寒地系品種は?
寒地系は鱗茎の形成には暖地系よりも低温要求量が強いという特徴があります。 関東地方では中間地に位置するため、両系統の品種が栽培されています。
寒地系の品種:福地ホワイト六片、ニューホワイト六片、
暖地系の品種:壱州早生、嘉定、平戸、在来種
他にも、個人的に私の好きな山口県の赤丸なども有ります。意外と知らない品種も有りますので、あなたの地域のモノを探して見て下さいね

 

【選ぶべき容器の大きさ】

ニンニク栽培には容器の大きさが重要です。適切なサイズを選ぶことで、ニンニクが健康に成長するための土の量や根の広がりに影響します。
【適切な容器サイズ】
ニンニクには通気性と排水性の良い容器が最適です。一般的には、深さが30cm以上、幅が20cm以上の容器が理想的です。
プランターで育てる場合は幅65cm、深さ25cm以上のプランターを用意しましょう。(一般的なプランターです)

【容器選びのポイント】

選ぶ容器は、素材にも注意しましょう。プラスチック製よりも陶器製の方が通気性が高く、根腐れを防ぐ助けになります。
また、底には水抜き穴が必須です。これがあることで、余分な水分が排出され、根の健康が保たれます。

容器の大きさを選ぶ際には、ニンニクの株間も考慮しましょう。株間を適切に保つことで、根がしっかりと広がります。
さらに、容器の色も重要です。暗い色の容器は太陽光を吸収しやすく、土の温度を上げる効果があります。

【土】

野菜用の培養土で問題ありません。ただし、ニンニクは過湿に弱いので、水はけのよい土を選びます。

【鱗片の植え付け】

ニンニクは9~10月に植え付けます。植え付け時期で注意すべき点は、温度です。
まだ暑さが厳しいうちに植え付けてしまうと、ウイルス系の病気にかかりやすくなるリスクがあります。暖地の場合は10月ごろでも問題ありません。鱗片の植え付けと前処理は、ニンニクの成長に大きく影響します。正しい方法で行うことが成功の鍵です。
ニンニクの種は、土の中に2〜3cmの深さに植えましょう。種は上に尖った側が上向きになるように配置します。
培養土に12~15cm程度の間隔で、覆土が4~5cmかかる深さで植え付けます。
【鱗片の前処理方法】
前処理として、種を植える前に水に一晩浸しておくと良いでしょう。これにより発芽が促進されます。
また、ニンニクの種を植える前に、土壌を適切に準備することが大切です。土壌はふかふかにしておくことで、根の成長を助けます。
鱗片を植えた後は、土を軽く押さえて固め、水やりを行います。水やりは土が乾燥しない程度に控えめにしましょう。
植え付け後は、定期的に土壌の湿度をチェックし、適宜水やりを調整します。適切な水管理がニンニクの健康な成長を支えます。

【土が乾いたら水をやります】

ニンニクは乾燥には強いのですが、過湿には弱いため、土が湿った状態が続くのはよくありません。土が乾いたら水をやるようにして、水のやり過ぎに注意しましょう。
特に厳寒期には、晴れた日の午前中にやる様にして下さい。午後以降ですと根の付近に溜まって、夜に凍ってしまい根を痛めたり、枯らす原因に成ります。

【日光の必要量】

ニンニクは適量の日光を必要とします。日光の量がニンニクの成長にどのように影響するかを理解しましょう。
必要な日光量
ニンニクは日当たりが良い場所を好みます。一日に6時間以上の直射日光が理想的です。
日光と成長の関係
十分な日光は、ニンニクの健康な成長と豊かな味を促進します。日光不足は成長を遅らせる原因となります。
日光量が多いとニンニクの球根が大きく育ちます。また、光合成を促進し、栄養価も高まります。
日光が不足すると、ニンニクは小さく弱い球根を作りがちです。常に日当たりを意識しましょう。
季節や天候によって日光量が変わることを考慮し、ニンニクの場所を調整することも大切です。

【追肥の時期や回数】

追肥はニンニクの健康と収穫量を左右します。最適な時期と回数を知ることで、豊かな収穫を目指しましょう。
追肥の最適なタイミング
ニンニクに追肥を施す最適なタイミングは、芽がしっかりと土の中で確立した後です。一般的には植え付けから約2ヶ月後が目安です。
追肥の頻度と方法
追肥は成長期間中に2〜3回行うのが理想的です。均等に分散させて施肥することで、ニンニクの健康を保ちます。
追肥には有機肥料が推奨されます。これにより、土の質が向上し、ニンニクの成長が促進されます。
追肥をする際には、肥料を株の周りに均等に散布し、土とよく混ぜ合わせます。この作業は慎重に行うことが大切です。
追肥後は、水やりを行って肥料を土に浸透させます。これにより、肥料が根に効率良く届きます。

【収穫の目安】

ニンニクの収穫はタイミングが大切です。適切な時期を見極めることで、最高の味と品質を得ることができます。
収穫の最適な時期
ニンニクの収穫時期は、植え付けから約8~9ヶ月後が目安です。
季節的にはニンニクの球は5月の終わりから6月にかけて大きくなり、6月ごろ、葉が枯れ始めたら収穫のタイミングです。
収穫のサイン
葉が黄色く枯れ始めたら、収穫のサインです。この変化はニンニクが成熟していることを示しています。
葉の枯れ具合を見て、収穫のタイミングを見定めましょう。半分以上の葉が枯れたら収穫の準備を始めて良いでしょう。
収穫が早すぎるとニンニクは小さく、遅すぎると割れやすくなるので注意が必要です。適切なタイミングが重要です。
収穫前には、水やりを控えめにして土を乾燥させることが推奨されます。これにより収穫がしやすくなります。

【主な病害虫】

ニンニクの健康を守るためには、病害虫の管理が不可欠です。適切な対策を取ることで、健康なニンニクを育てることができます。
病害虫の種類と特徴
ニンニクに影響を与える主な病害虫には、根腐れ病、春腐病、青かび病、さび病、などがあります。これらは成長を妨げるだけでなく、品質にも影響します。
病害虫対策の方法
病害虫の予防には、適切な土壌管理と栽培環境の整備が重要です。健康な土壌は病害虫のリスクを減らします。
病害虫が発生した場合には、速やかに対処することが大切です。天然の農薬や生物的防除法を利用しましょう。
栽培環境を清潔に保つことも重要です。雑草を定期的に取り除き、土壌の通気性を保ちましょう。
水やりの際には、水が直接葉にかからないように注意します。葉の湿度が高いと病気が発生しやすくなります。

春腐れ病

葉が黄色くしおれたようになっているときは根が傷んでいる可能性があります。土の中の状態が悪くなるとこうなります。
雨が降ったり、天気が良くなったりすると土の中の有機物(堆肥やぼかし)が発酵しガスを出します。
そのガスで根を痛める場合がよくあります。化成肥料も雨で溶けてくると根に直接当たり根焼けします。
そして葉もしおれるように黄色くなってきてしまいます。

【対策と防除】

窒素肥料は適正量を施しましょう。特に、ウイルスフリー種子や20g前後の大きい種子の場合には施肥量を少なめにして、生育に合わせて追肥しましょう。
薬剤防除は、予防散布が重要です。葉の表裏や茎など全体に付着するように丁寧に散布しましょう。
降雨が予想される時は、予め散布して薬剤を株全体に付着させておきましょう(抗生物質剤を散布しても、期待するほどの治療効果はない)。
症状がひどいものは、他への伝染源となりますので、抜き取って処分します。

【これ迄とこれから】

昨年は、秋だと言うのに暑い日が続きましたので、8月30日頃に700g程の山口県の赤丸をメルカリで探して求めました。
未だ暑く植える頃合いを見計らって居ましたが、植えたのは11月に入ってからでした。
10月に成って、スーパーでスペイン産の紫と白ニンニクを見つけたので、これも試して見ました。
有る記事で「九州の様な温かい所では、普通サイズのニンニクなら1月植えでも食べるには十分育つ」との事だったので今年は、1月植えにも挑戦して見ました。
果たして、どうなりますかトライはして見ますね。

長くなりましたので、この続きは、また追肥の時期に出来たらと思います。

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