バケツコンポストの作り方 SDGsへの取り組みしましょう。

自分で作る肥料と駆除剤

バケツコンポストの作り方

バケツコンポストの作り方:簡単エコ活動で自然に還元

今回は、日常生活で出る生ゴミを堆肥に変えるバケツコンポストの作り方をご紹介したいと思います。この方法で、生ゴミを資源に変えませんか。

生ゴミを堆肥に変える事で、環境に優しい生活。ご自宅で簡単にできるバケツコンポストの作り方を紹介します。

計画的な準備

1. 必要な材料とバケツ選び

バケツコンポスト作成の第一歩は、適切なバケツの選択から始まります。

適切なバケツのサイズ

ご家庭の生ゴミ量に合わせたサイズのバケツを選びましょう。
初めてってどれ位のサイズから準備すれば良いのか? 悩みますよね。
私の経験からは、10リットルから13リットルの蓋つきをお勧めします。

【理由】重すぎず、混ぜやすい。  蓋の部分にタオル大の布(古着が利用しやすい)
100均などの洗濯ネットが使える。
100均などの洗濯ネット。 或いは、虫が入らない様な工夫。不織布の利用など。(害虫避け)
もっと多くを作りたい方は、衣装ケースの蓋つきがお勧めです。洗濯ネットは厳しいですね。

材料の準備

バケツ以外にも、生ゴミを分解するための微生物や土などを準備します。

① 土。 自宅の土で十分ですが、土が有りませんって方は、ホームセンターで売ってる肥料の入っていない「野菜を育てる土」のお安いので十分です。
② 米糠 ホームセンターやお米屋さんで売ってます。 私は精米機を置いてるお米屋さんで買ってます。 25Lの米の袋(1俵分)で230円です。(北九州市で)
③ 生ゴミ発酵促進剤(ホームセンターで売ってます)  必ずいる物では有りませんが発酵させる事を失敗させたくない場合は、安心ですね。

2. 生ゴミの分類と添加物

生ゴミの分類はコンポストの成功の鍵です。

適切な生ゴミの選別

分解しやすい生ゴミとそうでないものを見極めます。

分別
切っただけの物は(野菜、果物、お肉、魚など)そのままでOKです。
コーヒーのカスはそのままでOKです。少しはカフェインが残ってるかも知れないけど。
卵の殻、魚の小骨、貝殻などもそのままでOKです。(カルシウム成分が加わります。)お肉の脂分は肥料成分としては、最高ですね。
味の付いたものは(調味料など)水で流したり、水に漬けたりして、塩分などを取り除きます。(肥料としては塩害に成ってしまうので)
大きい物は、なるべく小さく切ってね、分解しやすくなりますよ。(大きいよりは、小さい方が分解されやすい)
分解しないビニールや包装の容器は、取り除いてね。

添加物の利用

コンポスト加速に役立つ微生物や土の適切な使用法。

ここは、材料の準備を参考にしてくださいね。
補足としては、納豆菌、乳酸菌、麹菌などの利用が出来ます。ベースは米糠ですので、
納豆は少し3~5粒程度(ネバネバの所も水で溶いて入れます、これだけで、数百以上の菌が得られるそうです。)で良いので、食べた物を少し残して利用する。
乳酸菌は、お安いので良いのでヨーグルトを1本用意してね。手に入れば、麴菌も有効です。
生ゴミ発酵促進剤。

コンポストの管理

3. バケツの保管場所と管理

適切な保管と管理が、悪臭を防ぎ、効果的なコンポスト作りにつながります。

保管場所の選定

風通しの良い、適切な温度の場所を選びましょう。

バケツは直射日光を避け、風通しの良い場所に置くことが重要です。

高温や直射日光は微生物の活動に悪影響を及ぼすため、涼しい場所が最適です。

また、室内に置く場合は、臭いが漏れないように蓋をしっかりと閉めましょう。

私は外に出す前に、6Lくらいのタッパー(糠床用の物)に2.3日分を溜めて糠と混ぜてから、外の10Lの分に移しています。
糠と混ぜる事で、発酵が促進されて行きます。

昔はバケツの底には水はけのための穴を開け、余分な水分を逃がすことが重要です。と言われていましたが、水分管理を適切に行えば、むしろ穴は要りません。

日々の管理

適切な水分量の維持や、定期的なかき混ぜが重要です。

出来れば毎日が良いですが、出来なければ、1回/2~3日。最低1回/7日でかき混ぜて下さい。

水分量はコンポストの品質に大きく影響します。

乾燥しすぎていると微生物の活動が低下し、逆に湿りすぎると悪臭(腐敗)の原因になります。

感覚としては、握って固形になるけど少しづつパラパラと落ちる程度の硬さが良い。動画が無くて分かりにくいですね? 勉強して、動画を上げたいです。

お勧めは、2~3日に一度はバケツの内容物をかき混ぜ、空気を供給しましょう。

この作業は微生物の活動を促し、コンポストの成熟を早めます。

4. 作成したコンポストの活用法

コンポストが完成したら、様々な方法で利用できます。

庭の肥料として

自家製の肥料として、お庭の植物に活用しましょう。

コンポストは栄養豊富で、植物の成長を促進します。

土壌の質を改善し、より健康的な庭づくりに貢献します。

花壇や野菜畑に直接混ぜることで、土の肥沃化が期待できます。

また、コンポストを使うことで、化学肥料の使用を減らし環境保護にも繋がります。

室内植物への利用

室内の鉢植えにも安全に使用できます。

コンポストは室内植物の成長にも役立ちます。

特に観葉植物やハーブなどに適しています。

土に混ぜることで、栄養を均等に供給し、健康な成長を促進します。病気、害虫に強い植物が育ちます。

化学肥料に頼ることなく、自然な方法で植物を育てることができます。

5. コンポスト作りへの思い

コンポスト作りは、ただの生ゴミ処理以上の意味があります。

環境への影響

環境保全への小さな一歩としての価値。

家庭の生ゴミを再利用することは、廃棄物削減に直結します。

コンポストを通じて、地球温暖化の原因となるメタンガスの排出を減らせます。

この小さな行動が、地球環境への大きな貢献につながるのです。

また、自然の循環を学ぶ機会となり、環境への意識が高まります。

家庭での循環

食べ物のサイクルを家庭内で完結させる喜び。

コンポストは、キッチンから生まれた廃棄物を有益なものに変えます。

自分たちの食生活が直接環境に還元されることに喜びを感じられます。

この循環を通じて、食べ物への感謝と無駄をなくす意識が生まれます。

家族や子供たちと一緒にコンポスト作りを楽しむことも、大きな魅力です。

まとめ

最後に、バケツコンポストは、生ゴミを有効利用し、環境保全にも貢献する素晴らしい方法です。是非、皆さんも挑戦してみてください。

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